東京食べ飲み歩き日記

徒然なるままに書いていきます。

【神様のカルテ】日本酒が登場する、飲んでみたくなるおすすめ小説

小説

みなさん、こんにちは。

最近は暖かい日になってきたなと思っていたら、急に冷え込む日もありますよね。

寒い日は家でぬくぬくとしていたい私みさまですが、そんな日には紅茶やお酒を片手にゆっくり読書を楽しむことがあります。

そこで今回は、私が読んでみておもしろかった小説と、そこに登場するおいしい日本酒を紹介します。

 

まずは本!神様のカルテ

医者

まずは本の紹介から。

今回紹介するのはタイトルにある『神様のカルテ(著:夏川草介)』です。

こちらお気づきかとは思いますが、お酒に関する本ではないです(笑)

2011年に櫻井翔さんと宮崎あおいさんが主演で映画化しているため、ご存じの方も多いかもしれません。

 

―この病院では、奇蹟が起きる。

 

内容を一言で表現するならこれに尽きます。

内科医である主人公の周りで起こる病院内外での出来事を書いたヒューマンストーリーです。

笑いあり、感動ありで、様々な登場人物に共感すること間違いなしです!

個人的には主人公の話し方のクセが強く、思わずくすりと笑ってしまいます。

(話し方の由来については本編にも登場します。)

 

そして日本酒!福島の飛露喜

日本酒

そしてその神様のカルテに登場する日本酒が『飛露喜廣木酒造酒造)』です。

人気のあまり、今では品薄でなかなか手に入れることは難しくなっています。

なお、小説での紹介はこちら。

 

「飛露喜」という名の名酒がある。
昨今流行している淡麗辛口などという軟弱な酒ではない。

福島県会津の地酒で、豊かな甘みと芳醇な香り、そして深みのある後味が、微妙なバランスで味わえる天下の名酒である。

出荷数が多くはないため、容易に手に入る酒ではないが、この縄手通りから少し入った小道にある居酒屋「九兵衞」ではそれが飲める。

 

如何でしょうか?

私はこの紹介だけで飲みたくなり、近くの居酒屋で呑めるところを探しました(笑)

 

実際に見つけて飲んでみたところ、めちゃくちゃおいしい!

日本酒を普段飲みなれていない方からすると、濃い・強いと感じられるかもしれません。

が、しっかりとしたお米の香りと、甘みを口に含んだ瞬間から感じられ、日本酒を飲んでいると認識できるおいしさがありました。

 

文章で想像したお酒を実際に飲んでみて、登場人物の気持ちになれると更にその本が好きになります。

ぜひ興味がある方は本もお酒も試してみてください。

 

神様のカルテ特設サイト:

www.shogakukan.co.jp

 

▼飛露喜の種類、購入はこちらから

www.saketime.jp